第1講 エクセルでタテ計算をしよう。
みなさん、こんにちは。
エクセル家計簿Web講座・講師の森本直人です。
“エクセルで自分専用の家計簿を作りたい!”という声にお応えした、エクセル家計簿Web講座(無料)がはじまります。
エクセルが初めての方でも分かるように工夫して説明していきますので、
よろしくお願いします。
今後の講座の展開の予定は、こんな感じです。
基礎編 第1講〜第15講
1枚のシートのエクセル家計簿を作成します。
応用編 第16講〜第30講
複数のシートやグラフを組み合わせたエクセル家計簿を作成します。
完成編 第31講〜第45講
エクセル家計簿と連携させて使用できる家計管理シートを作成します。
ところで、エクセルを全然知らない人に、エクセルってどんなもの?と聞かれることがあるのですが、エクセルを使い込んでいる方は、どんなふうに答えますか?
私は、こういう時は、計算機能のついたワープロ、と答えています。
エクセルは、このワープロ感覚がやっぱり最大のメリットですね。
デザインも項目も自由に決められるので、皆さんそれぞれの個性を活かした家計簿をぜひ作ってみて下さい。
さて、本日は、公開講座の初回ということで、基本のきほんから解説していきます。
テーマは、“エクセルでタテ計算をしよう”です。
エクセルをある程度さわったことがある方であれば、当たり前の話なので、退屈な方のために、講義終了後の雑談として、〜家計を助けるお金の知恵〜もお話ししていくことにしました。興味のある方は、ぜひ聞いていって下さい。
それでは、まず、お送りしたメールの添付ファイルの「家計簿
.
xls」を開いて下さい
・・・。
いかがでしょう。開けましたか?
エクセルでタテ計算をするのは、カンタンです。
←画面の上の方にあるツールバーのこのマークで一発で計算できます。
では、実際にやってみましょう。
数字が入っている前提です。
上図のように、左クリックをしながらドラッグをさせて手を離すと範囲選択され、
←このマークをクリックすると、自動的に集計されます。
これを、オートSUM(合計)機能と言います。
数式で入れる場合は、=SUM(B7:B15) となります。
ここで、B7とかB15とかいうのは一体何?と思われた方のために解説すると、
これをセル番地といいます。
単純にB列の7行目、B列の15行目ということです。見た目程難しくないですよね。
SUMというのは、エクセル関数と呼ばれるものです。
この算式は、“B7 からB15までの数字を合計します”という意味になります。
なお、エクセルには、数え切れないぐらいの種類の関数があるのですが、
一般の人が使う関数というのは、ほとんど限られていますので、
心配ご無用です。
【Web講座の活用法】
◆お仕事などでエクセルを使い慣れている方へ◆
エクセル家計簿フォームは、おそらくスグに使いはじめられます。
とりあえず、先に使いはじめてもらい、今後展開するWeb講座を受講して、知らなかった機能やテクニックを、随時追加してもらえば、良いと思います。
随時追加できるのが、エクセル家計簿の良さでもあります。
◆エクセル初心者の方へ◆
Web講座の基本編(1講〜15講)をマスターすれば、ひととおりエクセル家計簿を使えるようになるはずですので、そこまでは頑張ってみて下さい。
なお、現在、手書き家計簿の方は、しばらく並行して使ってみて下さい。
◆エクセル家計簿フォームについて◆
家計簿がなかなか続かない、家計簿なんてつけたことがなかったという方にもおススメのシートですので、お気軽にご請求下さい。
ご請求の際に、どんなことでも結構ですので、ひと言コメントをいただけると嬉しいです。コメントをいただく度に、Web講座はより良い方向に展開していきます。
<第1講・2005年11月公開、原文のまま>
− 補足説明 −
「
エクセル家計簿Web講座
」は、森本FP事務所の創業記念特別企画として、期間限定の予定で公開をはじめましたが、「これから家計簿をはじめてみたい」という方を応援するために、基礎編・応用編‐全30講は、いわゆる「フリーソフト」として公開を継続していきます。
教材の「
エクセル家計簿フォーム
」は、現在は、ダウンロードサイトのベクターさんにて提供中(→
こちら
)です。
なお、完成編‐第31講〜第45講の内容は、一定レベルの個別サポートが必要なため、原則として、「会員ページ」での公開とさせていただきます(無料の会員登録は、2006年6月に受付を終了させていただきました)。
以下は、
エクセル初心者の方のために作成した第1講の改訂版になります。
エクセルがまったく初めての方は、ぜひ、この講義も受講してみて下さい。エクセルを自由自在に使いこなせるようになれば、パソコン&家計簿がより一層楽しくなると思いますよ。
その1
まずは、エクセルで足し算をしてみましょう。
数字が入っている前提です。
上の図のように、ドラッグ操作(左クリックしたままの状態で、マウスをすべらせる操作)で、範囲選択をして、エクセルの画面の上の方にある
マークをクリックします。
※エクセルをはじめて使う方は、
マークが隠れてしまっている場合もありますので、表示されていない方は、エクセルの画面の上の方にある「ツールバー」から、このマークを探してみて下さい。
その2
すると、自動的に上の図のような算式が入り、「給与」から「その他」までの範囲の金額を合計することができました。
「支出計」の欄も同じような手順で足し算をしてみて下さい。
その3
足し算ができたら、今度は引き算をしてみましょう。
「差引計」の欄には、=B6−B21と入れます。
上の図の算式=B6−B21は、セルB6の数字からセルB21の数字を引き算した数字をこのセルに入れて下さい、とエクセルに指示する算式です。
なお、B6やB21という入力は、「収入計」のB6と「支出計」のB21のセルにマウスカーソルをあてるだけでもOKです。
今後も皆さんからの声を伺いながら、より分かりやすいエクセル家計簿講座になるよう、改良していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
<第1講・2006年9月改訂>
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