FPコラム 7 - 2005.9.16

 保険見直しの大切さ その1


皆さんは、スーパーで買い物をする時は、1日でいくらぐらい使いますか?

食材などの家族の買い物をまとめてすると、1日で5千円ぐらい使ってしまうことも珍しくないのではないでしょうか。

それでは、保険に加入している方は、月々の保険料はいくらぐらいですか?

月々数千円〜数万円というところでしょうか。

上記の買い物で1日5千円使っているのだから、それほど大きな金額ではないと思われますか?保険見直しにしても、わざわざ専門家にプランの作成を依頼する程のことでもないと思われる方もいらっしゃると思います。


それでは次に、携帯電話を例に考えてみましょう。

携帯電話が1円で売られているのを見かけたことはありませんか?私も前の携帯電話は1円で購入しました。普通は、1円でモノを売ってもビジネスになりませんよね。

それでは、なぜ携帯電話を1円で売れるのでしょうか?お分かりの通り、あとで基本料と通話料から回収できるからです。
では、具体的に計算してみましょう。

個人差はあると思いますが、仮に月平均の基本料と通話料の合計が8千円だったとします。年間で9万6千円ですね。10年で96万円です。20年だと192万円になります。携帯電話会社は最初の電話機の費用を負担しても十分元はとれそうですね。



これを保険料にあてはめてみて考えましょう。

もし必要のない保障に月8千円を払っていたとしたら・・・。

10年で96万円ですから、仮に保険料が一定で30年払う保険だとすると、288万円の損失です。これに金利分を考え合わせるとさらに損失は膨らみます。

見直しすべきものを放っておくと、このケースでは、288万円を超える大金を捨てることになるのです。


※保険見直しの大切さその2で、この続きを書きます。




      



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