第4講 項目を固定して見やすくしよう。
第4講、“項目を固定して見やすくしよう。”です。
エクセルの基本テクニックのひとつですが、知らなくても表の作成そのものはできるので、エクセルを普段お使いの方でも、この機能をご存知でないケースがあるようです。
知っておくと大変便利な機能ですので、ぜひこの機会に試してみて下さい。
エクセルがはじめての方は、フォームを開いてみて、項目が固定されている(スクロールをさせても項目が流れていかない)ので、これ、どうなってるんだろう、と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は、どうなっているのか、をお教えします。
まずは、とりあえず項目の固定を解除してみましょう。
固定の解除は
メニューバーの「ウィンドウ」の中から「ウィンドウ枠固定の解除」を選択します。
すると、項目の固定が解除されます。
それでは、つぎに項目の固定をしてみます。
A列のみを固定したい場合は、上図のようにB(灰色の部分)を左クリックして、図のように範囲選択して下さい。
そして、先程のメニューバーの「ウィンドウ」の中から「ウィンドウ枠の固定」(先程の「ウィンドウ枠の固定の解除」から表示が変更されています。)を選択します。
するとA列の項目が固定されます。
続いて、1行目のみを固定したい場合です。
1行目のみを固定したい場合は、上図のように2(灰色の部分)を左クリックして、図のように範囲選択して下さい。
そして、先程と同様に、メニューバーの「ウィンドウ」の中から「ウィンドウ枠の固定」を選択します。すると、1行目の項目が固定され、見やすくなります。
最後に、A列と1行目の両方を固定したい場合です。
A列と1行目の両方を固定したい場合ですが、この場合は、上図のようにB2のセルを選択します。そして、同様に「ウィンドウ枠の固定」を選択すると、A列と1行目の両方を固定することができます。
以上のテクニックは、行や列の数が多くなればなるほど便利な機能です。
私が、エクセルを覚えたての頃に、はじめてこの機能を発見した時は、感動ものでした。
皆さんも、ぜひ、この便利機能を活用して下さい。
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