第5講 色もお洒落に決めてみよう。
第5講のテーマは、“色もお洒落に決めてみよう”です。
せっかくエクセルで、自分専用の家計簿をつくるのですから、デザインも自分の好みに変えたいですね。
デザインのポイントは、何と言っても色ですね。
皆さん、それぞれのラッキーカラーなどもあるかもしれません。
では、早速、解説に入りましょう。
お送りしたフォームのデザインは、濃い赤を基調としていますが、今日は、例として、濃い赤から濃い青を基調とするデザインに変えてみます。
ちなみに、このテクニックは、第1講から第4講をマスターした方であれば、難しいところは、まったくありません。
上図のように、「濃い赤」で塗りつぶされているセルA1からO1までの部分を範囲選択して、ツールバーから上図の「塗りつぶしの色」を選択して、「濃い青」を選択します。
すると、1行目の項目部分が、濃い青に変更されます。
このように、範囲選択をして、いっぺんに変更する方法でも良いですし、セルごとに、ひとつひとつ色を変更していっても構いません。
続いて、フォームの左下の部分に移ります。
今回は、例として、上図の範囲選択した部分の塗りつぶしの色を解除してみましょう。
塗りつぶしの色を解除したい部分を範囲選択して、ツールバーから先程の「塗りつぶしの色」を選択して、「塗りつぶしなし」を選択します。すると、塗りつぶしが解除されます。
・・・
ところが、上図のセルA20とA25は、文字が白色で設定されているため、塗りつぶしを解除すると、背景の白に隠れて文字が見えなくなってしまいます。
このような場合は、ツールバーから先程の「塗りつぶしの色」のとなりにある「フォントの色」(下図)を選択して、文字の色を変更します。
上図のように、文字の色を、「白」から「自動」に変更すると、標準の黒に文字色が変更されて、文字が見えるようになります。
とりあえず、ここまでのテクニックをマスターすれば、背景と文字の色は、自由自在に変更することができるようになるはずです。
次回もデザイン面のテクニックを取り上げる予定ですが、私は、家計簿は、家計を管理するアイテムとして、デザイン面も重要だと思っています。
これは、デザインの良い財布を持っていると、気分が良いのと同じことです。
このエクセル家計簿は、続けることで、その効果が何倍にもなります。
毎日または毎月開くのが楽しみになるような、皆さんなりのお洒落なデザインで決めて下さいっ!
〜来年1月からエクセル家計簿を毎日または毎週つけたい方へ〜
●ワンポイントアドバイス●
※エクセルの操作に慣れている方を対象にお話しします。
お送りしたエクセル家計簿フォームを開き、「家計簿」のシートをコピーして「1月分」を作成して下さい。
つぎに、コピーしたシートの1行目の1月、2月・・・という部分を1日、2日・・・または、1週、2週・・・というふうに変更して下さい。
その他のレイアウトは、使い勝手を考慮して、独自に工夫をお願いします。
さらに、そのシートを「2月分」〜「12月分」までコピーして作成して下さい。
このようにすれば、日単位の月次集計、週単位の月次集計も、月単位の年次集計と同じ考え方で行うことができます。
毎日つける方は、預金残高に合わせるのではなく、現金残高(財布の残高)と合わせていっても良いでしょう。
なお、毎日または毎週つける方法の詳しいテクニックは、16講〜30講でも取り扱う予定です。
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