第10講 家計簿に付箋紙をつけてみる。
第10講のテーマは、「家計簿に付箋紙をつけてみる」です。
家計簿をつけていると、あとで、ここを見直そうとか、ちょっとメモをしておきたい、ということがあります。
こんな時は、付箋紙をつけておきたいですね。
実は、エクセル家計簿には、付箋紙をつけることができます。
付箋紙といっても、エクセル家計簿のデータは、印刷をしなければ、実際の付箋紙は、つけられないので、付箋紙は、画面上にコメントというものを貼り付けることになります。
では、実際にやってみましょう。
上図のように、コメントを挿入したいセルを選択して、右クリック、表示されたメニューから「コメントの挿入」を選択します。
すると、下図のように、コメントの入力ができる状態となりますので、メモしておきたいことを書き込みます。
例えば、たくさん貯金をしたいという目標をもって、家計簿をつけている方なら、上図のように、数値目標を書き込んでみるのも良いかもしれませんね。
なお、誤解をされないように、あえてコメントしておくと、家計簿は、お金を使うのを我慢するためにつけるものでは、ありません。
もちろん、ムダがあれば、ひとつひとつ点検して、省いていくのは、当然ですが、むしろ、お金を、いかにして使うかを考えるためにつけるものだと、私は思います。
ひたすら、我慢するだけでは、お金は貯まっても、ぜんぜん生活が、楽しくならないですもんね。
我慢しないでも、お金が貯まる方法はありますよ。
それから、挿入したコメントを削除するのは、簡単です。下図のように、右クリックでメニューを表示させ、「コメントの削除」を選択します。
コメントを書き換えたい場合は、同様の手順で、「コメントの編集」を選択すれば、書き換えることができます。
また、コメントの初期設定は、コメントを表示しない設定(※)になっていますが、忘れてはいけないようなコメントについては、上図の「コメントの表示/非表示」を選択して、常に表示させておくと良いと思います。
※右上に赤い三角印がついているセルにマウスポインタを当てた時にだけ、コメントが表示される設定
例えば、上図のように使途不明に集計された数字を、早めに調べておきたいというケースでは、「コメントの表示/非表示」を選択して、表示状態にしておくと良いでしょう。
なお、コメントを非表示に戻したい場合は、再度、「コメントの表示/非表示」を選択します。
今回ご紹介したテクニックなどは、エクセルの自由度を存分に活かせる部分だと思います。
ぜひ、皆さんなりのアイデアでコメントを書き込んで、楽しい家計簿を作って下さい。
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