第14講 家計簿を印刷して眺めてみる。
第14講、「家計簿を印刷して眺めてみる」です。
今回は、家計簿の印刷方法のご紹介です。
単純にA4用紙に印刷するだけなら、プリンタの電源を入れて、ツールバーの
ボタンを押すだけなので、ここで話が終わってしまいます。
ここで話が終わりでは面白くありませんので、今回は、@拡大・縮小印刷の方法とA白黒印刷の方法をご紹介します。
家計簿は、
マークをクリックして、印刷プレビュー画面を表示させれば、印刷したものと同じものを見ることができますので、普段は、いちいち印刷をかける必要はありません。
しかし、そのうちに、紙ベースでじっくりと眺めてみたい、鉛筆で書き込みをしたい、大きい用紙に印刷して家族会議で使いたい、というようなことがでてきます。
やはり、紙ベースの方が、パソコンの画面上だけで見るよりも見やすいですので、ひと月に一度程度は印刷して、眺めてみるのも良いでしょう。
@拡大・縮小印刷については、特にこだわらない方は、A4用紙に印刷すれば良いと思いますし、一般のご家庭で使用しているプリンタで、B4版以上の対応ができるものは、少ないと思います。
B4版以上の用紙に対応できるプリンタをお持ちの方で、細かい文字や数字を読むのがつらいという方は、B4またはA3用紙に印刷してみるのも良いでしょう。
なお、拡大・縮小印刷は、プリンタの設定でも可能ですが、この講義で、皆さんがお使いになっている個々のプリンタの設定にふれることはできませんので、共通の方法をご紹介します。
まず、例の
マークで、印刷プレビュー画面を表示させ、そこから「設定」を選択します。
さらに、「ページ」タブを選択して、下の画面を表示させます。
ちなみに、プリンタの設定で、拡大・縮小印刷の設定をしたい方は、上図の「オプション」をクリックします。
B4版に拡大して印刷をする場合は、上図のように「用紙サイズ」からB4を選択して、「拡大/縮小」を122%程度に設定します。
A3版の場合は、141%程度に設定します。
縮小印刷の手順も、拡大印刷と同じです。
B5版の用紙なら、一般のご家庭のプリンタでも印刷できますので、かさばらないものがお好きな方は、B5用紙もおすすめです。
B5版に縮小して印刷をする場合は、86%程度に設定します。
設定が完了したら、「OK」をクリックして、画面を閉じ、該当する用紙をプリンタにセットしたうえで、 プレビュー画面の「印刷」から印刷。または、プレビュー画面を閉じて、
で印刷をかけます。
続いて、A白黒印刷の方法です。
カラーインクジェットプリンタをお使いの方で、カラーで印刷をすると、カラーインクがもったいないと思う方は、白黒印刷がおすすめです。
まず、上記と同じ手順で、ページ設定画面を表示させ、「シート」タブを選択し、下の画面を表示させます。
白黒印刷をしたい場合は、上図のように「白黒印刷」のチェックボックスをオンにします。
設定が完了したら、「OK」をクリックして、この画面を閉じます。
印刷プレビュー画面で白黒印刷のイメージを確認することができます。
と、ここで、このイメージを見てみると、3月、6月、9月、12月のセルの右側が細線になっています。
これらの細線を普通線に変更したい場合は、第6講と第8講を参考にしながら修正をして下さい。
※エクセル家計簿フォームver2.0では、この部分を普通線に修正しています。
以上でよろしければ、印刷をかけます。
家計簿は、ご結婚を機に、引越しを機に、定年退職を機に、ひとり暮らしを機に、など、いろいろなきっかけで、つけはじめる方がいらっしゃるようです。
ご家族の中で家計の管理を担当されている方は、ぜひ紙ベースの家計簿を、ご夫婦間またはご家族間のコミュニケーションツールとして、お使い下さい。
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